草津温泉はどこの県?

草津温泉はどこの県?
草津温泉はどこの県?

 草津温泉はどこの県か調べていますか?草津温泉は群馬県です。住所で言うと群馬県吾妻郡草津町大字草津。上信越(じょうしんえつ)高原国立公園の草津白根山(しらねさん)の中腹にある温泉になります。なお、エルヴィン・フォン・ベルツが近代草津の創始者と言われています。


本記事の内容

草津温泉はどこの県?



 草津温泉は、標高1200mの高地にあるため冬の寒気が厳しく、積雪量も多かったので、昔は冬になると湯治客がとだえ、住民も生活することができなかったそうです。

 1897年頃までは、住民は10月から翌年の3月までの間「冬住み」と称して、雪の少ない地域(小雨(こさめ)村【六号(くに)村】、前口(まえぐち)【草津町】)一時的に移住していました。

 そのような中、エルヴィン・フォン・ベルツ(ドイツ)が草津温泉を再発見、世界に紹介したことにより、今のような観光地、草津となりました。

草津温泉の記事はこちら(クチコミリンク有)


1 草津の名称の由来は?

 「草津」の名称は、温泉の硫化ガスから発する独特のにおいから、「くさい水」の意 で「くさうず」、「くさつ」になったと言われています。

2 なぜ有名なの?

 まずは第一にその効能となります。薬湯とも言われる草津温泉は硫化水素の強酸性泉で殺菌力が強く、皮膚病・高血圧・神経痛などに効能があります。

 その発見は、日本武尊(やまとたけるのみこと)が白根山にのぼって湯けむりのたつ谷間に発見したとも、源頼朝(みなもとのよりとも)が浅間山で狩りをしていたときに発見したともされています。

 さらに、江戸時代 8代将軍徳川吉宗や10代将軍家治は、草津温泉のお湯を樽につめて江戸城に運び入れて入浴をしていました。

 エルヴィン・フォン・ベルツは、近代草津の創始者ともいわれ、1876(明治9)年に東京医学校(現、東京大学)の教授として、日本政府の招きにより来日しました。1878年に草津を訪れて以来、草津温泉の泉質を研究し、草津を保養地として世界に紹介しました。

 特に、「湯もみ」はベルツが世界に紹介して有名になりました。

 西の河原(さいのかわら)公園の遊歩道脇に、ベルツの胸像が立っているので興味の ある方は是非、お立ち寄りください。

3 湯もみとは?

 源泉は熱くてはいれないので、温泉の効能を水で薄めることなく温度をさげて、入浴 できるように考え出されたのが、草津名物「湯もみ」、「時間湯」です。

 これは、長さ1.8mの幅広の板で湯をかくはんして温度をさげ、47~48度の湯に 3分間入る草津独自の入浴法となります。

4 草津のお土産「湯の花」とは?

 知らない人からすると「湯の花」とは何なんだ?という方も多いと思います。簡単に言うと、お風呂で「湯の花」を浴槽に入れるとお家で温泉が楽しめるものと思ってください。ただし、浴槽に変化が出るかもしれませんので気を付けましょう。

 なお、「湯の花」は温泉地では大体売られています。草津独特のものではありませんのであしからず。

 草津温泉 日帰り温泉情報はこちらから



 いかがでしかか?草津温泉は群馬県です。私も最初は知りませんでした。ぜひ参考にしてみて草津温泉に入って見てくださいね。


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