VBAコード解説: シートの全てのセルをクリアする

 


VBAコード解説: シートの全てのセルをクリアする

目的

 このVBAコードは、指定したワークブック内の特定のシート(ここでは"Sheet1")の全てのセルをクリアするためのものです。セルをクリアすることで、シート内のデータをリセットできます。

コード

Sub ClearSheet1Values() Dim ws As Worksheet Set ws = ThisWorkbook.Sheets("Sheet1") ' シート名を適切に変更してください ' シートの全てのセルをクリア ws.Cells.Clear 
End Sub

コードの解説

以下は、コードの各部分の説明です。
  1. Sub ClearSheet1Values()

    • この行は、サブルーチン(サブプロシージャ)の開始を示します。サブルーチンは、特定のタスクを実行するための一連のコードです。
  2. Dim ws As Worksheet

    • ws という名前のワークシートオブジェクトを宣言しています。これは、操作対象のシートを指定するために使用します。
  3. Set ws = ThisWorkbook.Sheets("Sheet1")

    • ThisWorkbook は、現在のワークブックを表すオブジェクトです。Sheets("Sheet1") は、“Sheet1” という名前のシートを指定しています。必要に応じてシート名を変更してください。
  4. ws.Cells.Clear

    • ws の全てのセルをクリアするためのコードです。これにより、シート内のデータが削除されます。

使い方

  1. Excelファイルを開きます。
  2. マクロを実行したいワークブックを選択します。
  3. [開発] タブから [Visual Basic] をクリックします。
  4. [挿入] > [モジュール] を選択して新しいモジュールを作成します。
  5. 上記のコードをモジュールに貼り付けます。
  6. マクロを実行するためのショートカットキー(通常はF5)を押します。

これにより、指定したシートの全てのセルがクリアされます。