エクセルマクロの解説:A列にナンバリングを挿入する方法
エクセルのマクロを使用して、A列にナンバリングを挿入する方法を解説します。このマクロは、A列の左側に新しい列を挿入し、初期値1からナンバリングを行います。B列でデータ入力がされている最後の行までナンバリングが続きます。
手順
- エクセルファイルを開きます。
- マクロを実行するシートを選択します。
- Visual Basic for Applications (VBA) エディタを開きます。
- キーボードショートカット:
Alt
+F11
- キーボードショートカット:
- 新しいモジュールを挿入します。
- メニューから「挿入」 > 「モジュール」を選択
- 以下のコードをモジュールに貼り付けます。
Sub NumberingMacro()
Dim ws As Worksheet
Dim lastRow As Long
Dim i As Long
' Set the worksheet where your data is located
Set ws = ThisWorkbook.Sheets("Sheet1") ' Change "Sheet1" to your sheet name
' Find the last row with data in column B
lastRow = ws.Cells(ws.Rows.Count, "B").End(xlUp).Row
' Insert a new column to the left of column A
ws.Columns("A:A").Insert Shift:=xlToRight
' Set the initial value for numbering
ws.Cells(1, 1).Value = 1
' Fill down the numbering
For i = 2 To lastRow
ws.Cells(i, 1).Value = ws.Cells(i - 1, 1).Value + 1
Next i
End Sub
- マクロを実行します。
- キーボードショートカット:
Alt
+F8
- マクロ名「NumberingMacro」を選択して実行
- キーボードショートカット:
これで、A列にナンバリングが挿入されます。必要に応じてシート名やセル範囲を適切に変更してください。
コードの解説
Set ws = ThisWorkbook.Sheets("Sheet1")
: マクロを実行するシートを指定します。ここでは「Sheet1」を指定しています。lastRow = ws.Cells(ws.Rows.Count, "B").End(xlUp).Row
: B列でデータ入力がされている最後の行を取得します。ws.Columns("A:A").Insert Shift:=xlToRight
: A列の左側に新しい列を挿入します。ws.Cells(1, 1).Value = 1
: 初期値1をセルに設定します。For i = 2 To lastRow
: ナンバリングを行います。
この解説を参考に、自分のエクセルファイルでマクロを実行してみてください。