Excel VBAでプラスとマイナスの数をカウントする方法


Excel VBAでプラスとマイナスの数をカウントする方法

 Excel VBA(Visual Basic for Applications)を使用して、ワークシート内の数値データからプラスとマイナスの数をカウントする方法を学びましょう。この手順は、Excelのワークシートで数値を分析する際に便利です。

手順

  1. Excelファイルを開き、対象のワークシートを選択します。
  2. ツールバーから「開発」タブを表示します。開発タブが表示されていない場合は、[ファイル] > [オプション] > [カスタマイズリボン]で表示できます。
  3. [Visual Basic]をクリックして、VBAエディタを開きます。
  4. 新しいモジュールを作成します。[挿入] > [モジュール]を選択します。
  5. 以下のコードを入力します。
Sub CountPositiveAndNegative()
    Dim ws As Worksheet
    Dim rng As Range
    Dim cell As Range
    Dim positiveCount As Long
    Dim negativeCount As Long
    
    ' 対象のワークシートと範囲を指定
    Set ws = ThisWorkbook.Sheets("Sheet1") ' シート名を適切に変更

    ' G列を検索対象にしています。適宜変更してください。
Set rng = ws.Range("G1:G" & ws.Cells(ws.Rows.Count, "G").End(xlUp).Row)

    
    ' プラスとマイナスの数をカウント
    For Each cell In rng
        If IsNumeric(cell.Value) Then
            If cell.Value > 0 Then
                positiveCount = positiveCount + 1
            ElseIf cell.Value < 0 Then
                negativeCount = negativeCount + 1
            End If
        End If
    Next cell

    
    ' 結果を表示
    MsgBox "プラスの数: " & positiveCount & vbNewLine & "マイナスの数: " & negativeCount, vbInformation, "結果"

End Sub
  1. コード内の「Sheet1」を対象のシート名に変更してください。
  2. マクロを実行するには、[実行] > [実行]をクリックします。

 これで、ワークシート内の数値データからプラスとマイナスの数をカウントできるようになりました。初心者の方でも理解しやすいように、詳細な説明を加えてみました。お役に立てれば幸いです!